セミナー名 |
法務担当者のための国際仲裁の要点 ~具体的な手続と必要な準備・対策~ |
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概要 | ※新型コロナウイルス感染予防のため、ご出席時にはうがい手洗い・マスク着用など感染予防にご協力をお願いいたします。
近年、日本企業を当事者とするICC、SIAC等の海外仲裁機関を用いた国際仲裁案件の数が増加しています。しかし、実際に国際仲裁につき十分なノウハウの蓄積がある日本企業は必ずしも多いとは言えず、具体的・実務的なイメージを持てないために、日本企業側からの仲裁申立てを躊躇したり、海外企業から仲裁を申し立てられた際に対応に苦慮するといったケースが、なお見受けられます。 本セミナーでは、いざ仲裁の当事者となった場合に具体的に日々何をすればよいのかのイメージを持っていただくことを目的とし、仲裁申立てから仲裁判断に至るまでの各段階の実際の手続の進行や、各段階で必要な準備・対応につき、法務担当者レベルでの具体的な要点を解説します。
(昨年好評を博した同内容のセミナーを基礎にアップデートしています)
【プログラム】 1.国際仲裁の初歩 ・国際仲裁の法的枠組み、手続の概要、適用法
2.仲裁条項のドラフティング ・通常定めるべき事項、留意点、特殊な条項例 ・よくある「失敗例」
3.具体的な手続と必要な準備・対策 (1)仲裁費用 ・主な費用の内訳・見込み ・予納金(Advance on Costs)の金額・支払時期 ・「敗訴者負担」の意味、費用の立証(Cost Submissions) ・「Third Party Funding」とは
(2)仲裁機関の選択 ・代表的な仲裁機関、契約交渉上の選択の実情
(3)仲裁人の選任 ・選任スケジュール(時間的余裕) ・合議体v.単独仲裁人、第三仲裁人の選任方法、日本人選任の当否
(4)仲裁申立て~主張書面の交換(Pleadings) ・国際仲裁の典型的なTime Table ・日本訴訟との基本戦略・スピード感の違い ・仲裁申立て前/直後にやっておくべきこと ・各主張書面の位置付けと書くべき内容 ・Preliminary Objection(本案前抗弁)、Bifurcation(2段階審理)等 ・Terms of Reference、審理予定表 ・審理予定外の申立ては許容されるか
(5)立証 ・各提出書面(Witness Statement等)の位置付けと組み込むべき内容 ・準備/提出までのスケジューリング ・専門家証人との協働
(6)証拠開示(Disclosure) ・証拠開示の範囲 ・IBA証拠調べ規則、Redfern Schedule ・事前に社内で準備しておくべきこと
(7)審問(Hearing) ・方式、スケジュール、実際の進行 ・効果的な証人尋問方法(日本訴訟との差異) ・細かなロジ(Healing Bundleの準備、会場予約、速記者・通訳) ・事実証人の事前準備、Witness Coachingの問題 ・専門家証人の事前準備、Hot Tubbingとは ・Video Conferencing(遠隔地を繋いでの審問)とその問題点
(8)和解 ・和解の重要性(日本訴訟との比較) ・和解のタイミング・考慮要素
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開催日 |
2020年08月26日(水)
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開催時間 |
14:00~16:30 (受付開始 13:40~)
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会場名 | トスラブ山王健保会館 (2階会議室) |
会場所在地 |
〒 107-0052
【アクセス】 ※地下鉄銀座線・南北線 「溜池山王駅」 10番出口より 徒歩3分
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講師名 |
辰野 嘉則 氏(森・濱田松本法律事務所 弁護士)
東京大学工学部卒(2003)、東京大学大学院総合文化研究科修了(2005)、東京大学法科大学院修了(2008)、ハーバード大学ロースクール修了(2015)。主な取扱分野は国際争訟/紛争解決、知的財産/IT等。米国、シンガポールにおける執務経験を有し、ICC、SIAC等における国際仲裁案件を含む、多法域に関わる国際争訟に豊富な経験を有する。 |
受講料 | 20,350円(税込)
※受講料はセミナー開催日までにお振込みください。 |
定員(名) | 50 |
参加対象 | ※参加費お振込み後のお客様都合によるキャンセル(返金)は、いかなる理由があってもお受け出来ません。 ※お振込み前でやむを得ずキャンセルされる場合は、開催日の前営業日18時までに、必ずメールにてご連絡をお願いします。 ※開催日当日のキャンセルの場合は、受講料を全額ご請求します。営業日:平日(年末年始除く)。 ※代理出席も可能です。 |
参加条件 | ※同業者・競業する方と判断した場合等主催者都合によりお申込みをお断りする場合がございます。 ※お申込みの際にメールに記載いただいた個人情報につきましては、主催者からの各種ご案内等に使用させて頂きます。 ※セミナー内容は予告なく変更となる可能性があります。予めご了承ください。 ※カメラ⁄ビデオ⁄テープレコーダーなど記録機器の持ち込みはご遠慮ください。 |
主催・協力 | 主催:レクシスネクシス・ジャパン株式会社 / ビジネスロー・ジャーナル |
問い合わせ先 | レクシスネクシス・ジャパン株式会社 ビジネスロー・ジャーナル 広告・出版部セミナー担当 Email: seminar@lexisnexis.co.jp |